青山きもの学院 着物着付け 帯結びのDVD制作記 メルマガ

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青山きもの学院の着物着付け、帯結びのDVD制作記
   
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  青山きもの学院の着物着付け、帯結びのDVD制作記     vol.73

 2007.1.29配信( 15,977 部発行)
  青山きもの学院< http://www.aoyamakimono.com/ > 吉田英一郎 発行
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  ■はじめに

 いつも「青山きもの学院」のDVD制作記をご愛読
  ありがとうございます。

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 着物着付け教室の青山きもの学院が、
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 ○青山きもの学院
  

 ○着物着付けDVDシリーズ
  

 ○発行者 吉田英一郎

 ○メルマガのバックナンバー

 

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 ■こんな事がありました!

 第1回きもの文化検定。
  皆さん、合格おめでとう!

 先週、青山きもの学院では、「4級合格!」
  の報告が、続々と届きました。

 お稽古を始めて半年もたたない研究科生の方から
  高等師範科生まで。
  沢山の方から「おかげ様で」
  と言われました。

 僕は「おかげ様」という言葉、大好きです! 

 

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 みなさん、こんにちは。
  吉田英一郎です。

 先週で書籍「きもの講座」の制作記は終了。
  (めでたし、めでたし。)

 「今週からは、いったい何の話だろう?」
  と思ってくれている読者の方もいらっしゃるのでは・・・。

 もしかしたら、期待はずれかもしれない
  今週のメルマガ。
  でも、「あとがき」までお付き合いくださいね。

 

 ■顔つき

 
  先日、三井住友銀行経営者交流会にお招きを受け、
  一ツ橋大学教授 伊丹敬之先生のお話を伺いました。

 講演後頂いたのが、先生が書かれた
  「よき経営者の姿」という本。
  その第1章は、「顔つき」。

 

 ■さて、その内容は。

 名経営者と言われる松下幸之助さん、井深大さん、本田宗一郎さんの
  顔つきには、3つの共通する特徴がある。

 1.深い素朴さ
  2.柔らかい強さ
  3.大きな透明感

 素朴さは「浅さ」につながる危険があるのに、
  「深い」という形容詞を使いたくなる。

 強さは「硬い」という印象がありがちなのに
  「柔らかい」という形容詞をつけたくなる感じがある。

 透明感は、単に凛として透き通っているだけでなく、
  大きなものに包まれている透明感なのである。

 なぜ、そうした矛盾しそうな形容詞が
  ついてしまうのか。

 その本質的原因は、おそらく2つある。

 1つは、人間という存在は、
  単純に「素朴さ」「強さ」「透明感」
  という言葉だけで表現できるほど、簡単なものではない。

 そこに何か逆向きの味がつくから、本物になる。
  ということであろう。

 汁粉を甘くするのに
  塩を少し入れるようなものである。

 

 ■この3つの特徴。

 僕は、これを読んで、はじめは
  「きもののあるべき姿は、これだっ。」
  って思ったんです。
  (自分の顔つきの事など考えもせずに。)

 今まで、全国の様々な産地を訪れ、
  創り手の方たちにお会いして、
  沢山のきものを見てきました。

 その中で、僕にとっての”本物のきもの”は
  「深い素朴さ」「柔らかい強さ」「大きな透明感」
  を持ったものでした。

 高額なもの、有名作家やデザイナーが創ったもの、
  生産工程に多くの手間がかかっているもの。
  それは、必ずしも僕にとっての“本物のきもの”ではありませんでした。

 自分の気持ちを整理してくれる表現に出逢え、
  身震いしそうな気さえした夜でした。

 

 ■翌朝、読み返してみると。

 前夜の感動をもう一度。と思い、
  同じページを読み直しました。

 すると、新たな気付きがあったのです。

 僕の理想の空間、理想の焼きものも
  全く、この言葉が言い当てているのです。

 そして、それは、僕に
  安らぎを与えてくれるものなのでしょう。

 きもの、空間、焼きもの。
  創り手の「人」が「形」となっている訳です。

 人の手によって創られ、
  人によって用いられる訳です。

 僕は今まで「形」を媒体として、
  あるべき「人」の姿を模索していたのかもしれない。

 そんな事を考え、言葉ひとつひとつを、かみしめました。

 ちなみに、僕の「顔つき」って、こんなんです。
   → http://www.kimono-net.or.jp/interview/12.html

 
  あなたからのお便り、お待ちしております。
  < johnny.e@gol.com >

     
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 ■□■ あとがき ■□■

 ――古い桑の木と銀座校師範科生――

 横浜大桟橋入口にある、シルクセンター。
  その正面(海側)には、古い桑の木があります。

 群馬、長野などから届いた生糸が
  この港から、遠い国へ運ばれていた頃を
  知っているような、古い桑の木。

 青山きもの学院師範科生が、30数年前から
  見学していた事を知っているような、古い桑の木。

 養蚕、蚕糸から、きものができるまでの工程、
  絹糸の特徴、シルク産業の歴史などを
  数千人の師範科生が学びました。

 先週、銀座校ではじめての師範科生25名が
  シルクセンターをきもの姿で見学に行きました。

 
  「桑の木さん、銀座校の生徒さん達の事もヨロシクね。」

 

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