青山きもの学院 着物着付け 帯結びのDVD制作記 メルマガ

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着物着付け教室の青山きもの学院が、 「ひとりで学べる着付け」DVDシリーズの
制作過程を綴ったものです。
登場する方々は全て実名です。

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青山きもの学院の着物着付け、帯結びのDVD制作記
   
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  青山きもの学院の着物着付け、帯結びのDVD制作記     vol.62

  2006.10.23配信( 17,741 部発行)
  青山きもの学院< http://www.aoyamakimono.com/ > 吉田英一郎 発行
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  ■こんな事がありました!


  2月22日に開講した、青山きもの学院銀座校。
  おかげさまで、3クラス合計62人の師範科が
  開設できました。
 
  師範科開設に当り、新たに教材や備品を補充。
  先週まで、あわただしく準備をすすめていました。

  あと何年かしたら、この師範科1期生の中から、
  後輩指導のために、講師として残ってくださる方が
  生まれることと思います。
  今から楽しみです。


  ところで、銀座校の生徒さんからは
  全くメールが届きません。
  どうしてなのでしょう?

  銀座校の生徒さんからも、メールお待ちしております。
  < johnny.e@gol.com >
    


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  みなさま、こんにちは。
  吉田英一郎です。


  今週も引き続き、書籍「きもの講座」制作のお話しです。
  今回のテーマは、「衣装選び」です。

 
  ■デザイナーの決定。


  きもの、帯、帯締、帯揚、草履、バック、伊達衿、
  半衿、長襦袢。

  合計すると、100点程選ぶことになるのですが、
  まずは、主たるきものから選びます。

  フォーマル系のデザイナーは花井幸子先生。
  花井先生のページはこちら。
   → http://www.ichida.co.jp/kimono/ichida/hanaig.html

  カジュアル系のデザイナーは、神戸真知子先生。
  神戸先生のページはこちら。
   → http://www.ichida.co.jp/kimono/ichida/jinto.html

  夏、単衣系のデザイナーは、池田重子先生。
  池田先生のページはこちら。
   → http://www.ichida.co.jp/kimono/ichida/ikeda.html


  3人の大物デザイナーで主たる部分を構成します。
  それぞれの個性あるデザインをぶつけ合うのではなく、
  一冊の本になった時のまとまり、
  統一感は常に意識しています。

  3人共、名古屋帯は創作していないので、
  まずは袋帯を合わせます。

  そして、本のページ順に、
  きものと帯のセットを床に並べていきます。

  次にページをめくると、どんな印象になるか
  左右のページにくるきものと帯は
  バランスがとれているかなど、
  考えながら配置しなおします。



  ■「統一感」と「判りやすさ」。


  床いっぱいに並べて、バランスを見て
  納得できてからは「判りやすさ」を考えました。

  モード系の本や、商品カタログを
  つくるわけではありません。
 
  着付け、帯結びのプロセスを
  判りやすく説明できなければ、
  どんな素晴らしいきものであっても意味がありません。

 
  「きものの着方」のページで使用するきものは
  濃い地色が望ましいのです。

  なぜなら、腰ひも、伊達締、きものベルト、
  そして手の位置が、判りやすいからです。

  手の色に近いクリームの地色だったら、
  判りにくいのです。


  「帯の結び方」のページで使用する帯は濃い地色。
  きものは薄い色目でも大丈夫。

  「統一感」と共に「判りやすさ」を考え、
  再度、床にきものと帯、そして帯締め、
  帯揚までも並べてみます。



  ■もうひとつ大切なのは「品の良さ」。


  作業はまだまだ続きます。
  同系色の濃淡で、きもの、帯、帯締め、帯揚を
  組み合わせると、かなり簡単に品良くまとめられます。

  でも今回は、そうはいきません。
  同系色で調和させると、写真にしたとき
  「判りやすさ」が欠けてくるのです。

  補色を意識して、全体のバランスを整えていきます。



  ■名古屋帯と長襦袢


  「長襦袢の着方」のページも、うすい地色の長襦袢だと
  判りにくいので、少々濃いめのローズピンクを選びました。

  織の九寸名古屋帯は、西陣の老舗織屋、
  都さんの六通柄。

  塩瀬の九寸名古屋帯は手刺繍のものを。
  夏の八寸名古屋帯は、博多の西村織物さんの帯で、
  伝統工芸士、白木政治氏の作品です。

  来週、仕立て屋さんに送る予定です。
  どの名古屋帯も、新品の高価なものを
  最終的に選んでしまいました。

  きものとのバランス、本全体のバランスを考えると、
  どの場面でも、手を抜くことはできません。

  全ての組み合わせを完成させ、デジカメに納め、
  更に数日後、再チェックをしてみるつもりです。

  それは、飽きがこないかどうかを
  確かめるためです。

  一度見たら、もう見ない本になるか、
  何年たっても、見たいと思える本になるか、
  DVDを制作したときにも、この点は注意して
  進めていました。

  今日は、ここまで。



  ■来週のメルマガは・・・。


  もしかしたら、来週のメルマガは
  休刊するかもしれません。

  その理由は、着付けスタッフを確定する
  大切な期間なのです。

  メルマガでも話せないことが
  起きるかもしれないのです。

  良い本を制作するためには、
  制作スタッフ全員が、心労なく、全力で楽しく
  心をひとつにする必要があります。

  という訳で、多分次回は11/6(月)です。
  お楽しみに。



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  きものライフ始めませんか?
  青山きもの学院・開講スケジュール
   → http://www.aoyamakimono.com/info/application.html

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  ■□■ あとがき ■□■


  ――高等師範科産地見学にいってきました。――

  新潟県十日町、塩沢町。
  ・・・沖縄と並ぶ織の宝庫を訪ねました。

  10月15日(日)は、十日町市「きもの園遊会」が行われ、
  きもの女王コンテスト、お茶席、能楽、きもの姿撮影会、
  きもの新作発表などなど、沢山のイベントがありました。
 
  きもの姿で織元を訪ねていた高等師範科生は
  突然取材を受けたり、撮影されたり、
  思わぬハプニングで、時間がおしてしまいましたが、
  楽しく、良い思い出になった見学会でした。


  高等師範科って、こんな授業です。
   → http://www.aoyamakimono.com/course/high_teacher.html

 

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