青山きもの学院 着物着付け 帯結びのDVD制作記 メルマガ

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着物着付け教室の青山きもの学院が、 「ひとりで学べる着付け」DVDシリーズの
制作過程を綴ったものです。
登場する方々は全て実名です。

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青山きもの学院の着物着付け、帯結びのDVD制作記
   
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青山きもの学院の着物着付け、帯結びのDVD制作記 vol.45

2006.06.12配信( 11,214 部発行)
青山きもの学院< http://www.aoyamakimono.com/ > 吉田英一郎 発行
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■こんな事がありました。

ちょっと遅くなりましたが、ご報告。

5月31日、毎日新聞朝刊に、坂本先生のお話が掲載されました。

今回の取材のテーマは「浴衣」。
半幅帯で文庫、片流しなどを、イラストと写真で
大きく解説。ご覧になりましたか?

かなり大きく掲載されているのですが、
僕が取材の時に話した、浴衣の流行や、男の帯結びは、
記事にはなりませんでした。

沢山写真も撮ってくれたのですが・・・
チョット残念。

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みなさま、こんにちは。
吉田英一郎です。

メルマガ創刊以来、3作のDVDを制作。
→ http://www.aoyamakimono.com/info/dvd.html

その状況を綴って来ましたが、今週からは
今までにメルマガに書くことを
躊躇してしまったお話をしてまいります。

 

■まずは、皆さんにクイズです。

1.ひとりで学べる「銀座結び・変わり銀座結び」入門
の表紙の後姿は誰でしょう?

表紙の写真はこちら
→ http://www.aoyamakimono.com/info/dvd-ginnza.html

2.ひとりで学べる「浴衣の着方と半幅帯の結び方」入門
の表紙の後姿は誰でしょう?

表紙の写真はこちら
→ http://www.aoyamakimono.com/info/dvd3.html

答えは、次回のメルマガで。

 

■「銀座結び・変わり銀座結び」入門・表紙撮影の裏話

DVD3作とも、表紙の写真は、僕がデジカメで
撮影したものです。

シリーズ化を前提に、専門のデザイナーが
配色、文字、レイアウトに配慮して
創ってくれました。

みんな格好よくて、気に入っています。
その中で、一番思い出に残ったのが、
第2弾のひとりで学べる「銀座結び・変わり銀座結び」入門
DVDでした。

 

■お気に入りのコムサデモードの袋帯

帯と着物をどれにするか?

表紙の撮影は、坂本先生と2人で進行しました。

僕たちが気に入った袋帯は、コムサデモード。
白茶の地色に、大きな菊の花の柄。

この帯を強調するために、坂本先生は、
自前の、京都の小糸染芸が創作した
唐草柄でこげ茶の、無地に見える小紋を選びました。

坂本先生は、コムサの袋帯を、とっても気に入って、
「買っちゃおうかなあ。」

初回は、約30枚の撮影。

デザイナーに写真データをお渡しする前、
坂本先生と、どれにするするかを選びます。

2人の意見は、分かれてしまいました。

帯結びが気に入らなかったり、
カメラアングルが気に入らなかったりと
結局、顔を見合わせて、もう一度やり直そう!
ということになりました。

 

■大成功。早速ホームページ公開!

2回目は、40枚ほど撮影しました。

今度は、どの写真にするか、選ぶのを迷ってしまうほど、
よい写真が撮影できました。

デザイナーさんにデータを送り、仕上がりを見て、
僕たちは大満足。

早速ホームページにも公開しました。

写真を見ているだけで、坂本先生と僕は
ニコニコしてしまうほどの出来映えです。

最終確認のため、院長の所に
画像をもって行きました。

第1作目の時は、1回で「良い」といってくれました。
今回も、きっと気に入ってくださるだろうと
自身満々で見せました。

 

■「これじゃあ、ダメなの・・・・」

院長は、OKしてくれませんでした。

その理由は・・・

「帯結びではなく、帯自体の印象が強い。」

「黒っぽい着物に白っぽい帯。
ひと昔前の、黒留袖の後姿の印象を与えかねない。」

「角出しをTVの時代劇などで見かけると、縞の帯が多い。
縞の帯を選べば、着物をあまり知らない方にとっても
判りやすいのではないか。」

という事です。

正直なところ、ショックでした。

坂本先生には、院長の言葉をそのまま伝えました。
理解はしてくれたものの、
「これじゃあ、ダメなの・・・。」
って悲しそう。

僕の言葉の選び方によっては、
泣き出してしまいそうな位でした。

 

■「縞の帯を探して、もう一回やろうよ!」

僕たちは、縞の帯、龍村の袋帯を選び、新たに
撮り直しをしました。

新品の龍村の帯は、重くて、張りがあって、
銀座結びをするには、少しむずかしい帯でした。

何回も結べば、慣れてくるのでしょうが、
写真に納めても、重厚さが勝って
銀座結びのやわらかさが、表現できません。

どんなにきれいに結べていても、
そう見えるのです。

デザイナーさんと相談して、少し
グラデーションをかけて仕上げてもらい、
やわらかい印象にはなりました。

まずまずの出来映え。
→ http://www.aoyamakimono.com/info/dvd-ginnza.html

 

でも、坂本先生と僕の頭の中にあるのは、
コムサデモードの袋帯。

それを越えるのもではありませんでした。

 

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■おたより紹介

先週ご紹介いたしました早野さんから再びメールが来ました。

内容は、
「もうちょっと、踏み込んだご意見を伺いたいのですが。。。」
ということでしたので、もう一度お返事を書きました。

早野さんからの最初の質問メールというのは、

> このごろの私の疑問です。
>
> 紬は国産の繭を使って、草木染めが多くて、手織りが多くて、
> 従って高い。
>
> 染めのきものはその逆で、値段が押さえられる。
> もちろん高いのもあるけど。
>
> これって、そのうち紬が一番の訪問着になる日が来るのかしら?

というものでした。

先週ご紹介したお返事では、ご満足いただけないご様子なので、
あらためて、僕の個人的な意見を早野さんにお伝えしました。

> 来ませんね。格。決まりごとは、残りますよ。
> 文化は、形ですから。

> 紬は、カジュアルです。
> 文化のないアメリカでも、結婚式にGパンはないと思います。
> 紬は、Gパンですよ。
> どんなに、高くても。
> 少しオーバーに言えばね。

と、メールを送りましたところ、
すぐに早野さんからお返事が届きました。

> ありがとうございます。
> プロに聞いた満足感あり!
>
> 「来ません」か、「来ると思う」か、
> 吉田さんのご意見をお聞きしたかったから。
>
> それで、価格で格が左右されるのではなく、
> 「文化は、形ですから」というご意見、嬉しく思いました。

 

先週の内容を読み直したい方はこちらを。
→ http://blog.mag2.com/m/log/0000165030

 

最後に、こちらをクリック!
→ http://www.aoyamakimono.com/info/dvd3.html

 

 

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