青山きもの学院 着物着付け 帯結びのDVD制作記 メルマガ

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着物着付け教室の青山きもの学院が、 「ひとりで学べる着付け」DVDシリーズの
制作過程を綴ったものです。
登場する方々は全て実名です。

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青山きもの学院の着物着付け、帯結びのDVD制作記
   
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青山きもの学院の着物着付け、帯結びのDVD制作記 vol.36

2006.04.10配信( 12,361 部発行)
青山きもの学院< http://www.aoyamakimono.com/ > 吉田英一郎 発行
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みなさま、こんにちは。
吉田英一郎です。

 

DVD第2弾 、
ひとりで学べる「銀座結び・変わり銀座結び」入門。

本番収録を終え、いよいよ編集です。

編集は、本番撮影の数倍時間を費やす作業。
今週、来週と2回に分けて、
状況をお話してまいります。

 

■編集初日。

僕はその日、約束の時間よりも早く、
いつもの公園通りの会議室に到着しました。

前作の経験が生かされて、より良いものが
出来上がっているのではと、期待していました。

同時に、自信もありました。

皆が揃って、いよいよ編集会議。
試写の開始です。

まずは、全体を通して、チェックです。

 

■試写会でのチェックポイント。

試写会は、ただ見ているわけではありません。

DVDを見る方の立場に立って、
判りやすいかどうか、注意をはらいます。

着物や帯のシワ、着付け、帯結びが
きれいかどうかは、先生方が厳しく見ています。

僕は、画像の入れ替えや、明るさ、大きさ。
そして、ひとつの動作に対しての、時間と速度、
台本とのバランスなどなど。

沢山の事を注意しながら、見ていきます。

 

本番収録では、ひとつの帯結びのプロセスを
さまざまな角度から収録しています。

ですから、判りにくい部分は別の画像と差し替えて、
つなぎあわせる事が可能なのです。

編集は、その作業の繰り返しとなりますので、
大変な時間がかかります。

 

■果たして、出来ばえは。

「せわしない」の一言でした。

落ち着かなく、何か忙しそう。
見ていて、疲れるものでした。

期待していただけに、自信もあっただけに
ショックでした。

終日予定していた会議でしたが、
この日は早くに解散をしました。

 

■2回目の試写。編集会議。

前回の試写での修正要望を
反映させたものを、皆で見ました。

画像を入れ替えたり、
ポイントになる部分は、リプレイ、スローモーションにしたりと、
数え切れないくらいの修正を加えました。

「せわしなさ」は、解消されましたが、
まだ、何か足りない気がします。
満足できるものではありません。

 

編集の仕方だけで解決できるのだろうか?

不安でいっぱいのまま、
2回目の会議は終わりました。

 

■編集会議3日目。仮ナレーション。

ナレーション担当は新田先生。
今までの編集で、ほぼ確定した画像に、
改めて仮にナレーションを付けていきます。

本番収録で、同時録音した声は、
新田先生の口元が、
画像に写っているところだけ、活かします。

他は、全てやり直しです。

「せわしなさ」の原因のひとつは、
台詞にもありました。

台詞が動作に追いつかずに、早くなったり、
一動作の文章が長かったり、
スピードが一定ではなかったり。

マイクに向かう新田先生。
その隣に座り、僕は2〜3分毎に一時停止の
操作をします。

一動作につき、一文章。
できるだけ、短く区切ります。

モニターに写る画像を見ながら、
台本を読む新田先生。

動きに合わせながら、一定のスピードで読むことは、
むずかしいものです。

台本の内容は変える事なく、
見る方にとって聞きやすい台詞に
修正を加えました。

 

続きのお話は、来週です。

 

それでは、銀座校にバトンタッチ。

 

■それぞれの桜。

こんにちは。銀座校の笠原です。

東京の桜は見ごろを終え、葉桜に変わろうとしています。
皆さま、今年の桜は堪能できましたか?

桜の花は、着物の柄の中でも、
とりわけ皆、大切にしている柄のひとつです。

季節に関係なく、1年通して
着用できるといわれる桜の柄ですが、
やはり、この桜の時期に合わせて着るのが
お洒落なような気がします。

今日は、銀座校担当の先生方の
桜の装いをご紹介いたします。

 

■月・火曜日担当 坂本先生

黒地に白い桜の花びらが舞い、
裾に向かって桜の花吹雪に変わる
付け下げ小紋です。

帯は、しだれ桜を描いた桜色の染め帯で、
帯揚げは桜色。
そして、桜色から紫に変わる
ぼかしの丸ぐけを合わせています。

イメージは夜桜のコーディネートです。

 

■水・木曜日担当 田縁先生

えび茶の万筋(まんすじ)に塩瀬の桜の染め帯です。

花霞がかかったような、やわらかな色合いの帯で、
満開のしだれ桜越しに、五重の塔が見えています。

薄墨桜のような淡い色の桜なので、
桜の色を生かすように、着物の色調を押さえ、
帯揚げと帯締めは、
控えめな薄いグレーを使っているそうです。

京都の桜を想像させる、やさしい装いです。

 

■水・木曜日担当 萩生田先生

淡いグレーと藤鼠色の、
ぼかしの市松模様の地柄に、
桜の花びらが散っている様子が描かれたお着物です。

帯は桜に邪魔しないよう、
同系色の引き箔の帯を合わせたそう。

桜色の帯揚げ帯締めに、半衿は白の桜の刺繍衿。

ちり桜は、桜が咲き始めてから、少しだけ
時期を先取りして着る、一時の間のお着物です。

 

■金曜日担当 高木先生

満開の桜を待ちわびて、桜尽くしの装いです。

チャコールグレーの地色に、金の大きな雪輪と、
桜の花びらが舞っている柄のお着物です。

帯は、水色地に大きな桜の染め帯で、
中心には、花びらの上に刺繍が施されています。

半衿は、桜の刺繍、
帯揚げは霞がかった染め分けの薄い桜色、
そして、桜色の三部紐に、櫛型に桜の柄の帯留で
桜尽くしのできあがりです。

 

■土曜日担当 新田先生

あられに桜の花びらが散っている柄で、
お抹茶色を、ウーンと柔らかくした地色の
江戸小紋です。

帯は、お太鼓に満開の桜が咲いている
塩瀬の染め帯で、所々に
金糸の刺繍がちりばめられています。

帯揚げは、淡いベージュの小桜模様、
そして、帯締めもベージュを合わせています。

全体的にやわらかいトーンの装いのお好きな
新田先生です。

 

皆さまは、どの先生のコーディネートが
お好きですか?

 

4月以降の開講スケジュールが決まりました。
→ http://www.aoyamakimono.com/info/application.html

 

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■青山きもの学院が発売した「着物の着方と帯結び」入門DVDが
今までに紹介されたマスコミです。
※順番は、お気になさらないで下さい。

<新聞>
・読売新聞 ・日本繊維新聞 ・フジサンケイビジネスアイ
・日刊工業新聞 ・日経産業新聞 ・東京新聞 ・全私学新聞
・上毛新聞 ・福島民友新聞 ・東奥日報 ・埼玉新聞
・四国新聞 ・佐賀新聞 ・静岡新聞 ・大阪日日新聞
・常陽新聞・神奈川新聞・サンケイリビング新聞・東京中日スポーツ

<雑誌>
・レタスクラブ・月刊クラビット・女性セブン・婦人公論・f通信
・CHOU CHOU ・SAY ・ケイコとマナブ ・パンプキン
・和楽 ・テレビライフ ・SAKURA ・クレア ・ゼクシィ
・NICOS−マガジン ・J−Basket ・HANAKO ・モコス
・TJ広島 ・ラズダ ・仙台Sスタイル ・タウン情報松山
・LEI WEDDING ・アサヒファミリー ・リビングまつやま
・タウン情報おかやま

<WEB>
・日経ネット・WEB STYLE・くるくるcom・ビジネス速報かわら版・CERISE

<テレビ>
・朝日ニュースター

 

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■□■ あとがき ■□■

―――「国家の品格」という本から―――

>>「古池や 蛙飛び込む 水の音」(芭蕉)

>> 日本以外の多くの国では、古い池の中に
>> 蛙がドバドバドバッと、集団で飛び込む光景を
>> 想像するらしい。
>> これでは、情緒も何もあったものではない。

 

これを読んで、情緒とは、何歳ごろから
育まれるものだろうと思い、
僕は6歳の長男に質問しました。

僕 「古池や 蛙飛び込む 水の音。
古池というのは古い池だよ。
蛙というのはカエルだよ。」

長男「うん。」

僕 「いい? 古池や 蛙飛び込む 水の音だよ。」

長男「うん。」

僕 「古池や 蛙飛び込む 水の音。
さて、カエルは何匹水の中に飛び込んだと思う?」

長男「3匹」

僕 「えっ、何で?」

長男「一匹ずつ飛び込んで、みんなで3匹。
パパは3回読んだじゃない。」

僕 「・・・・・。」

それでは、また来週。

 


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