講師紹介

尾花 美紀子 先生

青山校師範科 56期卒業/講師歴 12年
居住地 江戸川区在住
出身地 東京都出身
趣味 旅行

きものは3歳から身近な存在、小学低学年から自分で着付けてお稽古へ。

3歳から日本舞踊を習いはじめ、小学低学年から自分できものを着てお稽古へ通うようになっていました。週3回くらいはお稽古で着ていましたので、きものは身近な存在でした。

学生時代、お茶を習い始めたのを機に、きものの着付け教室に。そのころから「ただ着る」ということより「綺麗に着たい」と、きものへの意識が変わってきました。

着付けを本格的に学びはじめて、きものの世界が拡がりました。 最初、着付けは他のところで習ったのですが、ワンステップ進みたくて青山きもの学院に入ったんです。そこから、きものの世界が拡がりましたね。

講師の方々の着姿がとても綺麗で、きものを観る目が変わりました。着付けを習い始めてからは、きものや帯、小物の併せ方など楽しくなりました。

”着姿”が美しいのは「自分のもの」にしているということ。 講師・生徒の集合写真 また、青山きもの学院に入ってから、”着姿”というのを意識するようになりました。皆さん、体型は百人百用です。それでもその方にあった”着姿”というのがありますよね。襟を詰めて着る方、抜いて着る方もいらっしゃるし、その雰囲気、個性に合った着方をなさっています。

優しい感じの方ははんなりとした着姿ですし、個性的な方は個性的な襟の併せ方、帯の位置で個性を出していらっしゃいます。本だけでは学べないところです。 でも日常着るということは、「自分のもの」にして着るということを感じました。

講師になるとはまったく考えていませんでした。でも、喜びの連続です。

講師になるとはまったく考えてなかったんです。こちらの師範科を卒業するとコンサルタントになれるということで、師範科に進みました。それが講師になって4年。

本科では、まだ、たたみ方も判らない方が多くいらっしゃるんですね。そういう生徒さんに、お着物の名称ですとか、たたみ方、腰紐の片輪奈結びなど、初めからひとつひとつお教えします。本科ですと4か月あるんですが、最初、何も判らなかった生徒さんが、名古屋帯や袋帯を結べるようになると、わたしの教え方で分かって下さって良かったんだなと嬉しくなります。

また、きものショーがあるのですが、舞台の上に立つ生徒さんを影でお手伝いしたり、緊張している生徒さんを激励したりすることも喜びのひとつです。

きものは、着る人も楽しく、見ている人も楽しく華やぐ。

これから着付けをはじめられる方へのメッセージは「まずは、きものを好きになっていただく」ということですね。

先日テレビで拝見したんですが、外国の方々がきものを着ていらしたんです。技法は日本の伝統的なものですが、サハラ砂漠やニューヨークの街の風景などの絵柄で、ドレスのような感覚でお召しになっていました。 師範科にも芸大生の方がいらして、サーカスの絵柄をデザインしたものを、きものショーでお披露目したんですね。とても楽しかったです。

きものを着る人が増えると、街中が華やかになるのではないかと思います。 きものは、自分が着るのも楽しいですが、見ている人も楽しくなりますよね。

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